Hightouchを使ってGoogleスプレッドシートからHubSpotのコンタクトにデータを同期してみた

Hightouchを使ってGoogleスプレッドシートからHubSpotのコンタクトにデータを同期してみた

Clock Icon2023.10.25

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こんにちは、スズです。

Hightouchは、データウェアハウスなどにあるデータをCRMツールなどに同期することができます。GoogleスプレッドシートからHubSpotのコンタクトにデータを同期してみましたので、本記事でご紹介いたします。

SourceにGoogleスプレッドシートを追加する

まずはSourceにGoogleスプレッドシートを追加します。[Sources]の[Add source]をクリックします。

[Google Sheets]をクリックします。

[Log in to Google Sheets]からGoogleアカウントの認証を行います。

認証に成功したら、使用するGoogleスプレッドシートのシートを選択し、[Continue]をクリックします。

接続に成功した旨のメッセージが表示されました。[Continue]をクリックして次に進みます。

Source nameにHightouchの画面上で表示する名前を設定し、[Finish]をクリックします。

これでSourceにGoogleスプレッドシートを設定できました。

DestinationにHubSpotを追加する

続いて出力先となるDestinationにHubSpotを追加していきます。[Destinations]を開き、[Add destination]をクリックします。

[HubSpot]を選択し、[Continue]をクリックします。

Authentication methodで認証方法を選択し、[Log in to HubSpot]をクリックします。今回はAuthentication methodにはOAuthを選択しました。

Hightouchと連携するHubSpotアカウントを選択し、[アカウントを選択]をクリックします。

HightouchからリクエストされるHubSpotのアクセス権が表示されますので内容を確認します。

連携に同意し、[アプリを接続]をクリックします。

Authorization successfulと表示されると認証成功です。[Continue]をクリックして次に進みます。

Destination nameにHightouchに表示される名前を設定し、[Finish]をクリックします。

これでDesitinationにHubSpotの追加ができました。

Modelの作成

SourceのGoogleスプレッドシートのデータをHubSpotに同期するために、Modelを作成します。

Sourceを選択します。今回は、先ほど作成したGoogleスプレッドシートのSourceを選択します。

Googleスプレッドシートのシートを選択して[Continue]をクリックします。Preview resultsをクリックすると、選択したシートのデータのプレビューが表示されます。
なお、今回使用したデータは、この時点でライフサイクルステージの列に「リード」という日本語が入っているデータになっています。同期の際、この「リード」という部分がエラーとなりました。エラーの内容と行った対処については、同期の実行とあわせてご紹介いたします。

Model nameやPrimary keyなどを設定します。Primary keyには一意の識別が行える列を選択します。今回は「ID」という列を用意していますので、「ID」を選択します。[Finish]をクリックして設定を完了します。

これでModelの作成が完了しました。

Syncの作成

最後に、ModelをDestinationに同期するためのSyncを作成します。[Syncs]を開き、[Add sync]をクリックします。

HubSpotに同期するModelを選択します。

Destinationに追加したHubSpotを選択します。

Syncの設定を行います。同期先の設定として、今回の同期先はHubSpotのコンタクトですので、Objectのcontactsを選択します。

HubSpotにレコードをアップデートする方法として、Upsertを選択します。また、GoogleスプレッドシートとHubSpotを同期するために、レコードの一致を参照するフィールドを選択します。今回は、Googleスプレッドシートの「Eメール」とHubSpotの「email」を選択しました。

同期するフィールドを選択します。Googleスプレッドシートの「名前」とHubSpotの「firstname」、Googleスプレッドシートの「ライフサイクルステージ」とHubSpotの「lifecyclestage」を選択しています。設定後、[Continue]をクリックして先に進みます。

同期のスケジュールを設定し、[Fnish]をクリックします。

これでSyncを作成できました。

同期してみた

Source、Destination、Model、Syncと設定して、これで設定は完了しました。早速同期してみます。前項の最後の画面、Syncの画面で[Run sync]をクリックしたところ、エラーとなりました。エラーの内容を確認すると、「リード」という文字列が有効な値ではないということが記述されています。何が有効な値かということも記載されています。「リード」は「lead」とするとよさそうです。

Googleスプレッドシートのデータを修正します。

再度同期を実行したところ、今度は「HEALTHY」と表示され成功しました。

HubSpotのコンタクトを確認すると、Googleスプレッドシートのデータが追加されています。

中身を確認すると、ライフサイクルステージもリードと表示されています。

最後に

Hightouchを使ってGoogleスプレッドシートのデータをHubSpotのコンタクトに追加してみました。

参考

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